Las Vegasの夜の世界。Las Vegas-7
Las Vegas最後の夜に、Robertの道場で仲良くなったEdに大きなホテルの中にあるカジノやクラブに連れて行ってもらった。と言っても、僕は一切ギャンブルをしないので、カジノで発狂している人達を見学しながらBarで酒を飲んだ。
Edはとても優しいが風貌はまるでマフィアだ。
Edと一緒でなければ、Las Vegasの夜の世界を知ることはなかっただろう。Las Vegasの思い出は、drysdale JIU-JITSUでの練習だけだったと思う。Edのおかげで、何時間も並んで入るようなクラブを顔パスで入れてもらった。クラブの中は、映画の中のような派手な世界で、セクシーな女性が踊り、お金持ちそうな人達がシャンパン片手に楽しんでいた。まるでそこは想像していたLas Vegasだ。
早速、僕もお酒を片手に躍り狂おうかと思ったが、全く踊れないことを思い出した。僕は歌うことも踊ることも出来ない男なのだ。
そんな僕をEdは特別にDJブースに入れてくれた。DJっぽくたくさんの観客に向けて手を挙げたら反応してくれた。危うく、一傍観者としてLas Vegasの夜の世界を眺めるだけの男になりかけたが、少しだけLas Vegasの夜の世界に爪痕を残せた気がした。
そして眠たくて夜中1時にRobertの家に帰宅した。(Dr.Kenはどこでも順応できる男なので朝まで踊り狂う予定だった。)