8年ぶりのNY。NY-1
前回はブラジル武者修業の帰りにトランジットで確か5日間ぐらい滞在した。
その当時、NYに行った理由は大学の卒業旅行先のHawaiiで知り合った女性に、「あなたはNYがあっているよ!」と言われたので、何があっているのか確かめたい気持ちになって降り立った。
NYでも練習をしたいと思い、ブラジルで教えてもらった柔術の道場に行ったが練習相手がいなかったため、自然史博物館を隅々まで見学したり、セントラルパークをランニングしたりしてあっという間に5日間が過ぎ去った。
セントラルパークの木々たちを走り抜けるリス達の可愛さに感動した。また地下鉄の切符売り場の近くに出来た人だかりと、聞こえてきた軽快なJAZZ に足が止まった。どんなカッコイイ人が演奏しているのかと覗き込んだら、5〜6歳の男の子が電子ピアノを弾いていたことに衝撃を受けた。今度、NYに来るときは自分も路上で何か表現したいと思った旅だった。
結局、Hawaiiで知り合った女性に、「あなたはNYがあっているよ!」と言ってもらった意味が分からないまま、その時は日本に帰国したのであった。
しかし、今回のNYでの目的は、トレーニングのメッカであるアメリカで自分の考えたトレーニング道具が何処まで通用するか挑戦するために来たのだ。また路上で書道を披露するために書道具を持って来た。
今回のNYでの滞在期間は4日間。中身の濃いNY滞在になるように決意した旅が始まった。